男性もVIO脱毛する時代がやってきていますね。
実際、ぼくもVIO脱毛をしたいなぁと悩んでいるところで、陰部を清潔に保ちたいことが一番の理由です。
Vライン(お腹に近い部分)は特に気にならないですが、Iライン(陰茎・陰嚢)とOライン(肛門付近)は夏などの暑い時期は、いわゆるムダ毛が蒸れてニオイがこもりますし、排泄物が触れるため不潔になりやすいですよね。

少し汚い話になりますが、柔らかいウ○チのとき、
拭いても拭いても・・・ということないですか?
お風呂に陰毛が浮かんでいるのもあまり気持ちのいいものではありません。
VIOラインを清潔に保ちたいという理由でVIO脱毛を検討しているわけですが、さすがに脱毛専門クリニックに通うには費用もかかりますし、いくら専門の方とはいえ、他人に陰部を見せるのは勇気が必要です。
ぼくはまだ30代半ばなので先の話になりますが、介護脱毛という言葉もあるように、将来的にはかならずVIO脱毛をすると思います。
しかし、現役世代でもムダ毛はムダ毛です。
脱毛は難しくても除毛は簡単なので、数年前からカミソリを使って頻繁に除毛は行っていました。
最近、VIO専用の除毛器・VIOフェリエというものが販売されていると知り、購入してみると予想以上に使い勝手が良かったのでレビューしたいと思います。
- 男性でも使えるのか?
- キレイに除毛できるのか?
- 安全に使えるのか?

3つのポイントを中心にレビューしていきますね。
VIO除毛器のフェリエES-WV60ってこんな製品。
今回紹介するVIO除毛器フェリエは、乾電池から家までなんでも扱っているパナソニックが販売しているボディケア商品で、VIO専用の除毛器として2020年3月に発売されました。
美的読者が選ぶ2020年ベストコスメとして、美容家電&ツール部門シェーバー編で第1位を獲得。
VoCEのベスト美容家電&ベストギア・ムダ毛ケア部門でも第1位を獲得していて、アマゾンでもベストセラー1位、評価も1807件(2021/7/3執筆時点)で4.2点と最も人気のあるVIO用のシェーバーと言っても過言ではありません。

VIOフェリエの特徴を簡単にまとめるとこんな感じです。
- VIO専用だから、肌にやさしく安心してケア
- 太くて長いデリケートゾーンの毛も一気にカット
- 3倍パワフルモーター搭載。(2016年発売 フェリエ ボディ用ES-WR50比較、パナソニック調べ)
- 防水仕様でお風呂で使え、丸ごと洗えるからいつでも清潔。
- 脱毛サロン前にもおすすめ
- メーカー保証年数:1年
メンズ用のVIO除毛器「ボディトリマー」と比較
VIOフェリエは、あまりにも女性的な印象が強かったので、男性用の除毛器がないか調べてみると、同じパナソニックの製品で「ボディトリマーER-GK81」というものを発見しました。
VIOフェリエとボディトリマーを比較すると下の表のようになります。
VIOフェリエES-WV60 | ボディトリマーER-GK81 | |
獲得タイトル | 美的・VoCE | グッドデザイン賞・デザインアワード |
価格 | 4600円 | 11000円 |
カラー | シルバー | ブラック×シルバー |
アタッチメント | トリマー刃 ネット刃 スキンガード ボリュームダウンコーム | 11段階調節 (2㎜、3㎜~12㎜)1㎜刻み 直刃の刈り高さ約0.1㎜ |
刃の形状 | ラウンド形状・トリマー刃 | ラウンド形状・トリマー刃 |
先端の形状 | T字形状で扱いやすい | I字シェイプ、なで剃り可能 |
使用できる部位 | Vゾーン、Iゾーン、Oゾーン | 手の甲、ワキ、脚や腕、ビキニゾーン、Oゾーン |
防水性能 | お風呂で使える | IPX7(本体丸ごと水洗いOK) |
本体寸法 | 高さ16.9×幅3.1×奥行2.6㎝ | 高さ20.4×幅3.3×奥行4.7㎝ |
本体質量 | 約75g(乾電池/キャップ含まず) | 約150g |
電源・電圧 | 単3形アルカリ電池×1本 または 単3形充電式ニッケル水素電池×1本 | AC100~240V(自動電圧切替付) |
電源方式 | 乾電池式 | 充電式(急速約1時間) |
連続使用回数 | 週2回(トリマー刃で1回約5分間) の使用で約1か月使用可能 | 1回のフル充電で約50分間 |
VIOフェリエの良い点・悪い点
VIOフェリエの良い点としては、何と言っても価格です。ボディトリマーが約11000円するのに対し、VIOフェリエは4600円と約半分の値段で購入できます。
さらに、VIO専用除毛器というだけあって、Vゾーン・Iゾーン・Oゾーンのすべてをお手入れできるアタッチメントが付属しています。
乾電池式という点はマイナスで、こまめにお手入れする場合は電池交換も頻繁に行わなければならないですね。

月に1~2回の使用頻度なら、一回の電池交換で半年以上使えますよ!
また、「お風呂で使用可能」と書かれてはいるものの、「IPX7」などの防水設計基準が明記されておらず、本当にお風呂で使用しても問題ないのか不安だったので、パナソニックに問い合わせを行ってみました。
平素は弊社商品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
また、このたびは「VIOフェリエ」に関してお問い合わせを賜り、
重ねて御礼申し上げます。
お問い合わせの内容につきまして、下記のとおりご回答申し上げます。
お問い合わせの「ES-WV60」は、IPX7基準(水深1メートルに30分間水に
浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリアしており、
防水性能がございます。
ただ、ご使用時に毛がぬれていると、毛が肌にはりついたり、
束になり、カットしにくく、また、長さが均一に仕上がらない場合が
ございますので、ドライ剃りがおすすめでございます。
ご要望にかなう回答ではございませんが、なにとぞご理解を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、お問い合わせのご回答とさせていただきます。
その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも弊社商品をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

「30分程度なら水没しても大丈夫」と、丁寧に回答してくれましたよ。
ボディトリマーの良い点・悪い点
ボディトリマーは2㎜、3㎜~12㎜長さを1㎜単位で調整できるので、VIOラインだけでなく全身のムダ毛を剃りたい方で、好みの長さにカットしたい方はボディトリマーが優勢になるでしょう。
充電式というのもメリットで、使用後に充電しておけば電池交換のわずらわしさからも逃れられますね。
価格が11000円と高額なのは残念なポイントで、ヒゲ剃り(電気シェーバー)に比べると安く感じますが、VIO専用のシェーバーとして考えると割高感が否めません。
また、重量が150gというのも気になるポイントです。約150gというとiPhoneSE(第2世代)くらいですが、5分以上もの時間持ち続けるのはなかなかツラいのではないでしょうか?
VIOフェリエを開封・写真付きで紹介。

VIOフェリエを開封していきます。

シンプルで清潔感のあるパッケージ。

本体と付属品がしっかりと梱包されている。

VIOフェリエの説明書と使用上の注意書き
VIOフェリエの内容物
- VIOフェリエ本体
- トリマー刃
- スキンガード
- ネット刃
- ボリュームダウンコーム
- 掃除ブラシ
- 取り扱い説明書

付属品は充実していて、VIOラインすべてをカバーできますよ。

電動歯ブラシくらいのサイズ感

短くカットするときに使うトリマー刃。

I・Oラインの肌を保護するスキンガード。

毛量を抑えたいときに使うボリュームダウンコーム

仕上げに使用するネット刃

収納時にネット刃に被せるカバー。

スイッチはオンオフのみの簡単なもの。

パナソニックの眉シェーバーを並べてみた。

単三電池1本で約1か月使用可能

付属品が多いので、収納ケースは欲しかったかも。。。
女性は化粧ポーチなどの収納ケースを持っている方が多いからでしょうか。収納ケースが付属されていないのは男性からするとデメリットだと感じました。
実際に使ってみた感想は?
実際に男性のVIOラインで問題なく使用できるのか、レビューしていきたいと思います。
V(ビキニ)ゾーン・V(ビキニ)ラインへの使用
Vゾーンのお手入れは、ツルスベに仕上げる方法・ナチュラルに仕上げる方法の2パターンがあります。
まずはVゾーンをツルスベに仕上げたい方の使用方法から紹介します。
出典:VIOフェリエ公式ページ
- トリマー刃で毛を短くカット
- ネット刃で仕上げ

ツルツルのVゾーンには抵抗があります・・。
次に、ツルスベのVゾーンに抵抗のある方へ、Vゾーンのボリュームを抑える使用方法を紹介します。
出典:VIOフェリエ公式ページ
- 長さが揃うまで毛をカットしていく。
ここで注意したいのが、ボリュームダウンコームの深さが12㎜と短めなので、肌に押し当てて使用するとかなり短くなってしまうと思います。

そっと撫でるくらいでイイ感じに仕上がりましたよ。
Iゾーン&Oゾーンへの使用
IOゾーン。男性の陰嚢~蟻の綱渡り~肛門付近は次の方法で除毛を行います。
出典:VIOフェリエ公式ページ
- トリマー刃にスキンガードをセットし、毛をカット
- ネット刃で仕上げを行う

トリマー刃だけで除毛していたら、気づかないうちに出血していました!
Iラインの除毛を行っていると、出血によりトリマー刃が赤くなっていることに気が付きました。Iライン(蟻の綱渡り)周辺は複雑な形状のため傷つける危険性が高く、「スキンガードは必須」と説明書に書かれていました。
キレイに除毛できるのか?写真付き。
まずはこちらをご覧ください。
※VIOラインを載せるのは難しいので、太ももの使用前・使用後を載せています。

太ももの写真なので安心してください。

太もものビフォー写真。

トリマー刃を使用したアフター写真

ネット刃を使用したアフター写真。
もともとT字のカミソリで除毛を行っていたので、キレイに剃れているかというとイマイチな感じが否めませんでした。
ツルツル感でいうとT字カミソリに軍配が上がりますが、除毛の目的である「VIOラインを清潔に保つ」でいえば十分な結果です。
安全に使用できるのか?
スキンガードを装着せず、トリマー刃だけでIラインの除毛を行ったことで出血してしまいましたが、説明書にはきちんと「Iゾーン・Oゾーンにトリマー刃を使用するときは、必ずスキンガードを使用してください」と明記されていました。
スキンガードを使用することで、2回目以降は出血することなく安全に使用できています。
チクチクしないのか?
VIOラインの除毛を経験したことのある方は、「除毛後のチクチクがしんどい」という方も多いはずです。

ぼくもT字カミソリで除毛していたときは、
数日間チクチクのストレスを感じていました。
原因は毛の断面で、鋭角にカットされるためチクチクしてしまいます。
VIOフェリエは毛を直角にカットすることで、不快なチクチクを最小限に抑えることができるんです。

使用後は分解して付属の掃除ブラシで水洗いしましょう。
まとめ。VIOフェリエは買いか?
いままでT字カミソリでVIOラインの除毛を行ってきたぼくにとって、VIOフェリエはかなり快適に除毛ができるアイテムだと感じました。
- 男性のVIOラインや脚、腕にも使用可能
- 清潔に保てて、チクチクしない
- スキンガードを使用すれば安全
VIO脱毛に行くのは抵抗があるけど、VIOラインを清潔に保ちたいという男性にピッタリなVIOフェリエの紹介でした。

VIOフェリエで清潔で快適なVIOゾーンを手に入れましょう!
やっぱり除毛は手間だ!というかたはメンズ脱毛サロンを検討しましょう。
コメント