我が家は、ベランダを改造しておうち焼肉(BBQ)を月に1~2回のペースで楽しんでいますが、毎回同じ焼肉屋さんで同じメニューを頼んでいるうちに、若干飽きてきた部分がありました。

ひと味違ったBBQの楽しみ方はないかな??

燻製が面白くて美味しいよ。
アウトドア好きな友人に聞いてみると、燻製が美味しいとのことだったので早速試してみました!

なんでもスグ買うね~。。

楽しそうなんだから仕方ない!
今回紹介するのは、SOTO(ソト)から販売されているスモークハウス(燻家)ST-114です。
- スモークハウスってどんな製品なの?
- どんな食材が燻製できるの?
- アウトドア初心者でも使えるの?
おうち焼肉・BBQのレパートリーを増やしたい方、最近キャンプにハマり始めたけど次にステップに進みたい方に向けて、上記の3点を中心にお話していきたいと思います!
スモークハウス(燻家)ってどんな製品なのか?
スモークハウスは新富士バーナーという会社のアウトドア向けブランド・SOTO(ソト)から販売されている段ボール製のお手軽燻製キットです。
段ボール製の初心者向きスモーカー
初めて燻製づくりに挑戦してみようという方に最適。一度だけでなく繰り返し使用できます。
使用時の大きさは幅230㎜×奥行230㎜×高さ520㎜と、身長174㎝のぼくのヒザくらいまでの高さがあります。

取っ手が付いているので持ち運びしやすいですね。
スモークハウス(燻家)で作れる燻製ってどんな種類?
燻製には「温燻」「熱燻」「冷燻」の3つの燻製方法があり、スモークハウス(燻家)で作れる燻製は「温燻」と呼ばれるタイプの燻製方法です。
本来、燻製器(スモーカー)・スモークチップ(スモークウッド)・ガスコンロ・アルミホイルや燻製フック・網などが必要ですが、スモークハウスには最低限必要なものがすべて揃っているんです。

スモークハウス(燻家)には最低限必要なものが揃っている

段ボールとはいえ、これだけ充実してて1000円ちょっと!?
スモークハウスの組み立ては簡単!

組み立て方がイラストで書かれていて、小学生の息子でも組み立てられた
小学5年生の息子が簡単に組み立てられるシンプルな構造でした。
中に折り込んだ段ボールをさらに折り曲げることで抜けないようにします。

フックを使用するか網を使用するかで穴の位置が異なる
今回、鶏もも肉を燻製にしたかったので、網をセットすることにしました。
ジャストサイズの網が付属しているのでわざわざ買う必要がありません。

たった1000円ほどなのに、「なんでも燻製にしてやるぜ」という存在感。
燻製したい食材を準備する。

ほりにしを大量に振りかけて一晩寝かす

我が家でドハマりしているアウトドアスパイス「ほりにし」で下準備。
サラダチキン・もやしナムル・チーズトースト・ピザ・野菜炒め・チャーハンなど、ほりにしのアウトドアスパイスは本当に万能な調味料なので、ヘビーユーザーと化しています^^;

他にもいろいろ試してみることにしました!

ししゃも・明太子・チーズも燻製にしたくなったので準備
いよいよ燻製の初体験。結果は・・・?

1個約80gで、燻煙時間は約1.5時間。
スモークハウス(燻家)にはさくらのスモークウッドが付属しています。
下の画像を見ると、さくらはどんな食材にも合う初心者向けの燻煙材と書かれていますね。
画像引用:SOTO公式HP
他のスモークウッドもAmazonで手軽に購入できるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?

いよいよ燻製の初体験です!

スモークウッドをアルミの受け皿にセット。

スモークウッドに火をつけます。

スモークウッドに火が付かないのでコンロで着火しました。

用意した食材を網に載せていく

ししゃもは付属の燻製フックに吊るす

漏れ出す煙に、興味と不安が混ざり合う息子
ときどき中の様子を確認しましたが、火が消えていることが多く、鶏もも肉とししゃもになかなか火が通っていません。。
それもそのはず、鶏もも肉は水分が多く、垂れ落ちた肉汁でスモークウッドの火が消えてしまっていたからです。
明太子やチーズなどの水分が少ない食材はしっかりと火が通っていて、そのまま美味しく食べることができました。

我が家は炙りやでしっかり火を通しました!
しっかりと食材に移ったスモーキーな香りが、いつもと違った風味をもたらしてくれるので、スモーキーなウイスキー、タリスカーやラフロイグ・ボウモアなどのハイボールにはピッタリですね。
子どもには少し大人な味だったようですが、いつもとは違う作業やモクモクと立ち込める煙はとても新鮮で楽しそうでした。
まとめ。スモークハウスは使えるのか?
初めてスモークハウスでの燻製を行って気になった点は「温燻なので火が通りづらい」ということです。
ぼくが水分の多い鶏もも肉を燻製してしまったというミスもありますが、もともと温燻という燻製方法自体が30~80℃の温度でスモークするため、30分~1時間以上の時間がかかってしまいます。
1~2時間で終わってしまう「おうち焼肉」には少々時間が足りないなと感じました。
一方で、次のように多くのメリットがあります。
- 1000円ほどで手に入る
- 組み立ては簡単
- 繰り返し使用可能
- 買い足し不要のセット内容
- いつもと違う美味しさを味わえる
おうち焼肉が始まる前に燻製を作っておける人、キャンプなどの比較的時間に余裕のある人にとって、スモークハウスは燻製の入門にピッタリのアイテムだと思います。
あなたも1000円で手に入るスモークハウスで新たな楽しみ方を増やしましょう!
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