2020年に世界で最も売れたスマホのGALAXY A51。
そのGALAXY A51の後継機、GALAXY A52 5Gがドコモから発売されることが発表された。
ハイエンドスマホは高い、ローエンドスマホだと動作にストレスがかかる…。
この記事を読んでいるあなたは、通話だけできれば良いというお年寄りや塾通いの小学生ではないはず。
SNSやWeb閲覧をして、さらにゲームも楽しみたいというユーザーは多いと思う。
ぼくもその一人で、iPhoneなどの高価なハイエンドモデルではなく、ハイエンドモデルとローエンドモデルの中間、ミドルエンドモデルのスマホ、しかもミドルハイと呼ばれるハイエンド寄りのものを探していた。
必須の条件は7つあった。
- 大容量バッテリー
- 大画面有機ELディスプレイ
- リフレッシュレート120Hz
- 防水性能
- 高性能カメラ
- デュアルSIM
- 指紋認証
今回紹介するGALAXY A52 5Gは名前のとおり5G通信にも対応しているが、田舎暮らしのぼくにとって、現状必要性は低いため必須条件とはならなかったので割愛する。
GALAXY A52 5Gのスペック
まずはGalaxy A52 5Gのスペックを見ていこうと思う。
コンパクトスマホから大画面スマホに機種変更をしたいという、同じ境遇の人が居るか分からないが、これまで使用していたSHARP AQUOS RS compactのスペックを並べてみる。
製品 | Galaxy A52 5G | SHARP AQUOS RS compact |
ディスプレイ | 約6.5インチFHD+ | 約5.2インチFHD+ |
Super AMOLED | ||
Infinity-O Display | ハイスピードIGZO | |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
サイズ | 159.9×75.1×8.4mm | 131×64×9.3mm |
質量 | 189g | 135g |
防水・防塵 | ○(IP67) | ○IPX5/IPX8/IP6X |
SoC | Snapdragon 750G 5G | Snapdragon 845 |
(SM7225) | (SDM845) | |
CPU | 2.2GHz×2+1.8GHz×6 | 2.6GHz×4+1.7GHz×4 |
RAM | 6/8GB | 4GB |
内蔵ストレージ | 128/256GB | 64GB |
外部ストレージ | microSDXCカードスロット | microSDXCカードスロット |
充電・ | USB Type-C | USB Type-C |
背面カメラ | 64MP(広角) | 22.6MP |
12MP(超広角) | ||
5MP(マクロ) | ||
5MP(デプス) | ||
前面カメラ | 32MP(広角) | 8MP |
生体認証 | 顔認証、指紋認証 | 顔認証、指紋認証 |
GPS | A-GPS、GLONASS、 | GPS、GLONASS、BeiDou、 |
電池容量 | 4,500mAh | 2,500mAh |
急速充電 | 25W | USB Power Delivery |
SIMスロット | 2スロット(SD併用不可) | 1スロット |
イヤホン端子 | 3.5φ | 3.5φ |
購入できる場所 | ETOREN ![]() | イオシス ![]() |
最初に挙げた、大容量バッテリー、大画面有機ELディスプレイ、リフレッシュレート120Hz、防水性能、高性能カメラ、デュアルSIM、指紋認証がしっかりと搭載されていることがわかる。
GALAXY A52 5Gの外観
ETOREN から届いたGalaxy A52 5Gの外観も見ていこう。

Galaxy A52 5Gの外箱

Galaxy A52 5Gの付属品

漆黒のボディに4眼カメラが目を引く
カメラが主張しすぎないデザインで、ぼくはこのGALAXY A52が気に入っている。

左上から12MP超広角、64MP広角、5MP深度、右上から5MPマクロ、フラッシュライト

上部にはSIM/SDカードスロット

右側面には音量ボタン、電源ボタンが並ぶ

左側面にはボタンは無し

下部にはスピーカー、USB-C、イヤホンジャックが並ぶ
7つの必須条件について
7つの条件について、現在使用中のスマホに対する不満点などを例に詳しく説明していく。
ちなみに、愛用しているスマホは現在では珍しい高性能コンパクトスマホと言われるSHARP AQUOS R2-Compactだ。
大容量バッテリー
愛用していたSHARP AQUOS R2-Compactはコンパクトスマホなだけにバッテリー容量が2500mAhと少ない。
仕事に行き、昼休憩中にSNSやWebを見る程度で帰宅時にはバッテリー残量が60%を下回ることがしばしばで、休日に家でゴロゴロしながらゲームをしたい日も、外出するときも、モバイルバッテリーが手放せなかったのだ。
さっとポケットに入れて出かけたいのに、モバイルバッテリーを持ち歩くためにバッグを持たなければならないなんて、本末転倒なことをしている自分がイヤになってきた。
GALAXY A52 5Gは本体サイズは大きくなったが、その分バッテリー容量も4500mAhと2倍近く大きくなったため、仕事から帰ってもバッテリー残量が70%を切ることは少ない。
本体サイズが大きいと言っても、ポケットに入らないわけではないのでそこまでストレスではないのだ。
大画面有機ELディスプレイ
これまで、5.4インチのコンパクトスマホSHARP AQUOS R2-Compactを使用していたが、You Tubeプレミアム会員になってピクチャーインピクチャー(PIP)を多様するようになった。
その際、画面が小さいため誤タッチが多くなり、せっかくYouTubeプレミアム会員になって鬱陶しい広告とサヨナラしたはずが、ストレスが増えてしまったことで大画面のディスプレイに恋焦がれていたのだ。
有機ELは単純にまだ使用したことがなかったため使用してみたかった。それだけだ。
リフレッシュレート120Hz
ハイエンドモデルには標準搭載となってきている高リフレッシュレート。
この機能はSHARP AQUOS R2-Compactには搭載されていて非常に重宝していた。
画面が1秒間に120回書き換えられることで画面がなめらかに表示されるというものだが、この機能を体感すると、もとのリフレッシュレート60Hzには戻れない。
実際に戻れないと感じた出来事があった。
大画面スマホを使おうと、イオシス という中古スマホ販売サイトでiphone xsを試しに買ってみたはいいが、iPhone XSはリフレッシュレートが60HzでSHARP AQUOS R2-Compactのリフレッシュレート120Hzになれてしまったぼくの視線が画面のスクロールとマッチせず、酔ってしまうくらい違和感があったからだ。
我慢して使おうと諦めかけたところ、運良く?不良品だったため、返品することができた。
※このときの話は別記事で紹介予定。
SHARP AQUOS R2-Compactはアプリごとに高リフレッシュレート(120Hz)⇔低リフレッシュレート(60Hz)の切り替えができていたが、GALAXY A52 5Gは一括でオンオフしかできないのは残念なポイントだ。
高リフレッシュレート(120Hz)にするとバッテリーの消耗は多くなってしまうが、GALAXY A52 5Gはバッテリー容量の大きさでカバーしてくれる。
防水性能
お風呂でユーチューブを見ながら汗をかくことに幸せを感じるため、防水性能は必須だ。
以前、iphone6Sを水没してしまい、クラウド連携もしていなかったせいでデータはなにもなくなった。
それ依頼、防水性能は欠かせない機能の一つとなっている。
※但し、過信は禁物。防水スマホは水没しても平気?|SHARP R2-compactは防水なのに危うく故障
GALAXY A52 5Gはというと、IP67で「粉塵が内部に侵入しない」防塵性能レベル6、「一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない」防水性能レベル7なので、ひどい扱いをしない限りは耐えてくれるだろう。
高性能カメラ
以前使っていたSHARP AQUOS R2-Compactは起動でモタつくことが多々あった。
いくら性能は必要十分でも、シャッターチャンスを逃すと意味がない。
その点、GALAXY A52 5Gはいまのところ、全くストレスなくカメラを起動することができている。
64MPの広角レンズ、12MPの超広角レンズ、5MPのマクロレンズ、5MPのデプスカメラが搭載されていて、色味もGALAXYらしく鮮やかだ。
なかでも、マクロレンズは5MPではあるが、ブログ用にマクロ撮影をする際、非常に重宝している。
デュアルSIM
現在、OCNモバイルをメインで使用しているが、実は楽天モバイルも契約している。
どちらも常備できるよう、デュアルSIMは外せない機能だった。
ただ残念な点がひとつあって、SDカードでストレージの拡張ができるのだが、デュアルSIMで運用しようとすると、スロットが占有されてしまいストレージ拡張が実質不可能になるのだ。
ぼくは、それを見越して256GBを選んだので、しばらくは問題なく使えるだろう。
指紋認証
マスク着用機会の多い現在、指紋認証は必須だと考えている。
もし、iPhone12に指紋認証機能が搭載されていたとしたら、価格が高いハイエンドモデルだとしても購入していたかもしれない。
GALAXY A52 5Gはディスプレイ内臓の指紋認証で、慣れるまでは認証部がどこか分かりづらかったが、認証部付近をタッチするとその部分が強く光るため、そこまでストレスを感じることはないが、ノールックで指紋認証を求める人にはオススメしない。
ドコモから国内版GALAXY A52 5G(SC-53B)の販売が発表された
今回紹介したGALAXY A52 5Gはグローバル版で、ETOREN という海外サイトから輸入した。
GALAXY A52 5Gは執筆時点(2021/4/14)で日本国内版の販売は行われていないし、販売予定の発表もされていないが、20201/4/12にS21シリーズの国内版が正式発表されたことを考えると、GALAXY A52 5Gが国内で販売は期待できると思う。
2021/5/19、NTTドコモから6月上旬に国内版のGALAXY A52 5G SC-53Bが販売が発表された。
ぼくが使用しているグローバル版は内蔵メモリ8GB・内蔵ストレージ256GBだが、ドコモから販売される国内版は内蔵メモリ6GB・内蔵ストレージ128GBとスペックとしてはやや見劣りする。
一方で、国内版のGALAXY A52 5Gにはおサイフケータイ機能が搭載されると判明した。
色はオーサムバイオレット・オーサムホワイト・オーサムブラックの3色がラインナップされる。
価格は未定とのこと。
GALAXY A52は国内版が発売されると爆売れ必至の機種だ
これまでスペックを淡々と紹介してきたが、堂々と「GALAXY A52 5Gは最高の1台だ」と言いたい。
洗練されたデザイン、ハッキリと見やすい液晶、1日余裕で持つバッテリー、キレイな写真が撮れるカメラ、コロナ禍でストレスフリーな指紋認証、雨にも強い防水性能と、どれを取っても満足のできる1台に仕上がっている。
かなり長く愛用できそうなミドルエンドスマホに出会えたと思う。
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