

ノイズキャンセリング機能搭載でハイレゾ対応のワイヤレスイヤホン、できれば10000円以内で・・・。と探している欲張りな方も多いのではないでしょうか?
ぼくは2年ほど前からJ-PRIDEのTWSを使用していますが、そろそろノイキャン搭載のワイヤレスイヤホンが欲しいなと思っていたところ、高コスパオーディオを販売しているsoundpeatsさんからmini pro HSという商品を提供していただくことが出来ました。
欲しかったノイズキャンセリング機能だけでなく、なんとハイレゾ対応という機能性。さらに軒並み10,000円オーバーのイヤホンがひしめく中、なんと7,980円という高コスパです。
SOUND PEATS mini pro HSの特長をまとめると下記のような商品です。
メリット
- ハイレゾ対応!
- ノイキャン搭載!
- 定価7,980円という低価格!11/24までクーポン使用で5,985円!
デメリット
- 好き嫌いの分かれそうなデザイン・・
- ハイレゾを聞くにはいくつかの条件が・・

詳しく紹介していきます!
SOUNDPEATS Mini Pro HSのスペック
SOUNDPEATS Mini Pro HSのスペックをまとめると次の表のようになります。
メーカー | SOUNDPEATS |
型式 | Mini Pro HS |
充電ポート | Type-C |
動作可能な距離 | 10m |
片耳での使用 | 可能 |
最大ノイズカット | 最大40dB |
コーデック方式 | LDAC / AAC / SBC |
使用時間(ノーマルモード) | 8h/28h |
使用時間(ANCモード有効時) | 6.5h |
イヤホン本体 | 26.5×21.5×16.9mm |
充電ケース | 60×22.5x48mm |
イヤホン本体 | 4.97g |
イヤホン本体+充電ケース | 37.4g |
価格 | 7,980円 |
クーポン使用時 |
SOUNDPEATS Mini Pro HSのデザインと重量
SOUNDPEATS Mini Pro HSのデザインとサイズを紹介していきます。
デザイン


「老若男女問わず違和感なく使えそう」とは言い切れないですが、黒を基調にゴールドの斑点模様が大人な印象を醸し出しています。

大人な男性や上品な女性に人気のありそうなデザインですね。
付属品
SOUNDPEATS Mini Pro HSの外箱は非常にコンパクトで、宅急便コンパクトで配達されました。

驚くほどコンパクトに収められている付属品を見ていきましょう。


充電ケースと本体(Mサイズのイヤーチップ装着済)、英語やフランス語など7か国語に対応した取扱説明書と今後対応予定のアプリのダウンロード説明書、替えのイヤーチップ(SとL)、USB-Cの充電ケーブルが付属していました。

無線充電に対応した充電ケースのイヤホンも多数販売されていますが、7,980円という価格ではさすがに厳しいみたいですね。。

イヤーチップを外したら毒ガスマスクのような見た目に。。

楕円形のイヤーチップが3サイズ(S・M・L)付属しています。
重量
SOUNDPEATS Mini Pro HSの重量を量ってみました。

スペック表では37.4gとなっていますが、実測値は38.0gでした。

イヤホン本体は両耳で9.9gとほぼスペック通りの重量です。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの充電ケースは薄型なので、これだけ軽いとポケットに入れて歩いても気になりませんでした。
操作方法
SOUNDPEATS Mini Pro HSの操作方法を紹介します。

操作方法を表にまとめました!
電源オン | 自動:イヤホンを充電ケースから取り出す 手動:イヤホンのタッチボタンを1.5秒長押し |
電源オフ | 自動:イヤホンを充電ケースに戻す 手動:イヤホンのタッチボタンを10秒長押し |
再生/一時停止 | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タップ |
音量を上げる | イヤホン(R)のタッチボタンを1回タップ |
音量を下げる | イヤホン(L)のタッチボタンを1回タップ |
次の曲 | イヤホン(R)のタッチボタンを1.5秒長押し |
電話を受ける/切る | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タップ |
着信拒否 | 着信中にイヤホンのタッチボタンを1.5秒長押し |
通話切替 | 通話中にイヤホンのタッチボタンを2秒長押し |
ペアリングモードへ変更 | イヤホンのタッチボタンを6秒長押し |
端末の音声認識アシスタント機能 (Siri/Google)を起動 | イヤホン(R)のタッチボタンを素早く3回タップ |
ゲームモード(低遅延モード)を 有効/停止 | イヤホン(L)のタッチボタンを素早く3回タップ |
ノーマルモード、ANCモード、 外音取り込みモードなど イヤホンの各モードの切替 | イヤホン(L)のタッチボタンを1.5秒長押し |

モード切替時の「パァ~ストゥルー」→「ヌゥームルムウォード」→「エィエンスィーア~ン」というガイダンスを聞きたくて何度も切り替えてしまいます(笑)

どうでもいいわ。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの特長は?
定価7,980円でどれほどの機能を盛り込んでいるのか、アピールポイントを紹介していきたいと思います1
日本オーディオ協会の認証を受けたハイレゾ音源再生

なんと言っても一番は「ハイレゾ音源の再生対応」でしょう。
正直これまで、後ほど比較するJ-PRIDEのTWS-Xで満足していたこともあり、ハイレゾ対応のイヤホンに必要性を感じていませんでしたが、クリアで幅広い音をしっかりと感じ取れるSOUNDPEATS Mini Pro HSに感動しました。

大げさではなく、世界が変わりました!
くっきり・はっきり・幅広い音域という安易な表現しかできないのがもどかしいですが、普段はなんとなく後ろの方で聞こえている優しいハモリまで鮮明に聞こえます。
より詳細にニュアンスが伝わってくるといえばいいのでしょうか。ボーカルの感情まで伝わってきそうです。
LDAC高音質コーデック対応

従来のSBCというコーデックというデータ圧縮方式の約3倍もの情報量を伝送できるのがLDAC高音質コーデックです。
ただ、高音質だからいいというわけではなく最もデータ転送に遅延が発生するコーデックです。
FPSゲームをする人にとって遅延は致命的なので、LDACコーデックは使う人は少ないでしょう。
繊細な超高解像度音楽再生

40kHzまでの高域対応、繊細な超高解像度音楽再生が可能となっていて、楽器の音色や女性ボーカルの吐息が切れるまでしっかり聞き取ることができます。
ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能搭載

ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載していて、 最大40dBまで騒音低減が可能となっています。
ランニング中に足から伝わってきて不快な着地音まで軽減してくれることには驚きました。
電車の走行音や車内の雑音などにはかなり強いと謳われていることにも納得します。
風切音軽減機能も搭載
風切音軽減機能も搭載しているため、風を検知すると自動的に風ノイズを低減してくれます。
ENCノイズキャンセリング機能

ENCノイズキャンセリング機能を搭載したマイク6基付き、クリアな通話品質を実現
遅延を抑えるゲームモードを搭載

LDACコーデックは遅延が発生すると先述しましたが、SOUNDPEATS Mini Pro HSには遅延を抑えるゲームモードが搭載されています。
70msという低遅延性はFPSゲームでも十分使えるレベルなのではないでしょうか?
充電ケースを併用すれば最大28時間

フル充電したイヤホンの再生可能時間は最大で8時間ですが、充電ケースを併用すれば最大で28時間も音楽を楽しめます。
移動の多い出張などでも1泊2日は余裕で過ごせそうですね。
メインで使用しているワイヤレスイヤホンとの比較
現在メインで使用しているイヤホンは、2年前に購入したJ-PRIDEのTWS-Xとaftershokzのopenmoveですが、ここでは同じカナル型イヤホンのJ-PRIDEと比較していきたいと思います。

メーカー | SOUNDPEATS | JPRiDE |
型式 | Mini Pro HS | TWS-X |
充電ポート | Type-C | USB Type-C |
動作可能な距離 | 10m | |
片耳での使用 | 可能 | |
最大ノイズカット | 最大40dB | – |
コーデック方式 | LDAC / AAC / SBC | apt-X/AAC/SBC |
使用時間(ノーマルモード) | 8h/28h | 10h/30h |
使用時間(ANCモード有効時) | 6.5h | – |
イヤホン本体 | 26.5×21.5×16.9mm | H17×W17×D24㎜ |
充電ケース | 60×22.5x48mm | H35×W65×D35㎜ |
イヤホン本体 | 4.97g | 約5.3g |
イヤホン本体+充電ケース | 37.4g | 約33g |
価格 | 7,980円 | 購入時5,480円 |
クーポン使用時 | – |
現在、TWS-Xは2,980円となっていますが、購入当時は5,480円でした。
充電ケースのサイズ
先述しましたが、Mini Pro HSは宅急便コンパクトで発送されるほど小さな充電ケースなので、明らかにスリムですね。


音質

我が家でよく聞く曲を幅広く聞き比べてみました!
SOUNDPEATS Mini Pro HS | JPRiDE TWS-X | |
Ado 阿修羅ちゃん | 低音の迫力 ボーカルは硬め | 籠もった音質 ボーカルは柔らか |
THE YELLOW MONKEY バラ色の日々・ロザーナ | ギターとスネアの余韻 ロビン(吉井さん)の声がどこまでも伸びる | 湿っぽさという点では軍配が |
あいみょん マリーゴールド | 明瞭度◎ | 優しくなる |
ヨルシカ 花に亡霊 | ピアノの軽やかさが◎ | やわらかい雰囲気に |
東京スカパラダイスオーケストラ Pradise Has No Border | バスサックスの音がインパクト大 | 管楽器がぼやける |
表を見てもらうと音質は完全にMini Pro HSに軍配が上がっていることが伝わるのではないでしょうか。
ハイレゾということもありますが、普通の音質の音楽を聴いてもクリアさは素晴らしいです。
J-PRIDEのTWS-Xは篭った感じが否めず、湿っぽいバラードなどは雰囲気が出ますが、軽快なロックや楽器の音色をしっかり聴きたい曲はぼやけてしまいます。
一方、すべての音域が明瞭に聞こえるMini Pro HSはどんな曲もハイレベルに再現してくれます。
掃除のしやすさ
イヤホンを使っていて気になるのが耳垢ではないでしょうか?
掃除していて特に神経を使うのが写真のメッシュの部分です。(名称が分からないです・・)

J-PRIDEのTWS-Xは網状のフィルターが接着剤で付いているだけなので、少し力が加わると剥がれてしまいますが、Mini Pro HSはきちんと部品として組み立てられているためそんな心配は不要です。
もちろん、無理に力を加えると破損してしまうと思いますが、ティッシュや綿棒で掃除する分には問題ないと思います。

取り出しやすさ

充電ケースからの取り出しやすさはイマイチといった感じです。


イヤホンの形状もコンパクトになっている分、つまみにくく感じますが、横の窪みに指先を入れてやることで比較的取り出しやすく感じました。

まとめ。圧倒的なコスパでおすすめだけど注意点も。
正直、ハイレゾと言ってもそんなに違いが分かるものなのか半信半疑な部分がありましたが、SOUNDPEATS Mini Pro HSでハイレゾ音源を体験して世界が変わりました。
それが7,980円で手に入るのであれば、試さない手はないと断言できます。
ただ、SOUNDPEATS Mini Pro HS本体の7,980円だけで体験できるかというとそうではないのが最大の壁だと考えています。
その壁というのは3つあって、①ハイレゾ音源対応のサービス、②ハイレゾ音源対応の再生端末、③SOUNDPEATS Mini Pro HSという3点が揃ってはじめてハイレゾ音源の世界に足を踏み入れることが許されます。
ぼくは②ハイレゾ音源対応の端末はGoogle Pixel6をすでに持っていて、③SOUNDPEATS Mini Pro HSを手にしたものの、①ハイレゾ音源対応のサービスに加入していなかったため、Amazon Music Unlimited会員にアップグレードすることにしました。
月額880円と安いとは言えない価格設定のため、二の足を踏んでしまう方も多いと思いますが、いまなら3カ月無料で試せるキャンペーンを実施中なので、試してみてはいかがでしょうか?
「①ハイレゾ音源対応のサービス、②ハイレゾ音源対応の再生端末どっちも揃ってるよ!」という方は11/23~11/24の2日間限定クーポンを使用することで5,985円で購入できるので、このチャンスを逃すのはもったいないと思いますよ!

コスパモンスターMini Pro HSのレビューが参考になればうれしいです!
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