【OPENMOVEレビュー】AFTERSHOKZの骨伝導イヤホンがどんなものか試してみた。

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骨伝導イヤホン」って、最近よく耳にしませんか?

健康のためにウォーキングやランニング、自転車にも乗ったりするのですが、カナル型と呼ばれる耳を塞ぐタイプのイヤホンだと周囲の音が聞こえにくいため、耳を塞がない骨伝導イヤフォンが気になっていました。

今回、AFTERSHOKZ(アフターショックズ)から発売されている骨伝導イヤホンOPENMOVE(オープンムーブ)を購入したので、レビューすることにしました!

アフターショックス オープンムーブ レビュー
もん
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次のような疑問を持たれている方はぜひ最後までご覧ください!

  • ちゃんと音が聞こえるの?
  • 音漏れはしないの?
  • 装着感はどうなの?
  • どういう人にオススメ?
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骨伝導イヤホンとは?

アフターショックス 骨伝導技術

参照:AfterShokz公式HP

スピーカーを用いて、空気を通して音の振動を伝達する従来のイヤホンと異なり、AfterShokzは特許取得済の骨伝導技術を使用しています。
トランスデューザーが頬骨を通して振動を送り、鼓膜を迂回して内耳に直接音を伝えます。
この独自の機能によって、通常のインナーイヤー/オーバーイヤーイヤホンとは全く異なる骨伝導イヤホンの実現が可能となり、音楽を聴きながら周囲の状況も把握することができます。

引用:アフターショックス公式HP

難しく書かれていますが、クッキーなどを食べた時に聞こえる音が骨伝導だと思ってもらえれば分かりやすいかと思います!

もん
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お酒好きの方には軟骨のから揚げと言った方が伝わるでしょうか?

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AFTERSHOKZ(アフターショックズ)とは?

アフターショックス 概要

参照:AfterShokz公式HP

アフターショックスは骨伝導の特許技術をスポーツやアウトドア向けに再設計し、耳を塞がない安全に音楽を楽しめる骨伝導イヤホンを販売しています。

  • 60以上の国と地域に拠点があるので、様々な販売店で購入可能
  • AmazonJapanで4.7のカスタマーレビューを獲得
  • 世界で7,000,000人以上に愛用されている骨伝導イヤホン
もん
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電気屋さん以外にも、ロフトや東急ハンズでも大々的に陳列されていますね。

骨伝導イヤホンのラインナップは?

アフターショックス 製品ラインナップ

参照:アフターショックス公式HP

AfterShokzでは現在、6種類の骨伝導イヤホンが販売されています。

もん
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6種類すべてのスペックを表にまとめました!

 OPENMOVE
オープンムーブ
AEROPEX
エアロペックス
AEROPEX PLAYAS801-ABT01OPENCOMM
オープンコム
XTRAINERZ
Xトレーナーズ
特長エントリーモデルハイエンドモデル子ども用イヤホンテレビ視聴特化モデルビジネス特化モデル水深2mまでの完全防水
発売年202020192020202020202019
骨伝導技術第7代第8代第8代第8代第7代第7代
バッテリー駆動時間6時間8時間8時間8時間16時間通話8時間
充電時間2時間2時間2時間2時間1時間2時間
待機時間最大10日最大10日最大10日最大10日最大14日最大10日
防水&防塵規格IP55防水IP67防水
(水泳除き)
IP67防水
(水泳除き)
IP67防水
(水泳除き)
IP55防水IP68防水
(水泳利用可能)
ブルートゥースバージョンV5.0V5.0V5.0V5.0V5.0なし
(音楽ストレージ4GB)
重量29g26g25.2g26g33g30g
材料チタンヘッドバンド/ポリカーボネートイヤーフックフルチタンフルチタンフルチタンフルチタンフルチタン
充電ポートUSB-C磁気誘導磁気誘導磁気誘導磁気誘導ポゴピン
バッテリー容量135 mAh145 mAh145 mAh145 mAh170 mAh183mAh
最大充電電圧5.25 V5 V5 V5.25 V5.25 V5.25 V
マルチペアリング搭載搭載搭載搭載搭載未搭載
対応プロファイルA2DP, AVRCP, HSP, HFPA2DP, AVRCP, HSP, HFPA2DP, AVRCP, HSP, HFPA2DP, AVRCP, HSP, HFPA2DP, AVRCP, HSP, HFPMP3, WMA, FLAC, WAV, AAC
ワイヤレス範囲10m10m10m10m10m未搭載
互換コーデック SBC対応SBC対応SBC対応SBC、Aptx対応SBC対応未搭載
水分検出器未搭載搭載搭載搭載搭載未搭載
コマンドコントロール多機能ボタン、ボリュームボタン多機能ボタン、ボリュームボタン多機能ボタン、ボリュームボタン多機能ボタン、ボリュームボタン多機能ボタン、ボリュームボタンボリュームボタン
周波数帯域20Hz~20KHz20Hz~20KHz20Hz~20KHz20Hz~20KHz20Hz~20KHz20Hz~20KHz
感度(数値が大きいほど感度が高い)96 ± 3dB105 ± 3dB105 ± 3dB105 ± 3dB96 ± 3dB96 ± 3dB
EQ機能3+2+2+2+3+2+
マイクタイプデュアルノイズキャンセリングマイクデュアルノイズキャンセリングマイクデュアルノイズキャンセリングマイクデュアルノイズキャンセリングマイクノイズキャンセリングブームマイク未搭載
マイク感度-40dB ± 2dB-38dB ± 3dB-38dB ± 3dB-38dB ± 3dB-38dB ± 3dB未搭載
価格9,999円
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19,998円
13,998円(Amazonブラックフライデーは12/2まで!)
19,998円 26,268円19,998円 19,668円
商品ページAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見るAmazonで見る

今回、ぼくが購入してレビューするのはエントリーモデルのOPENMOVE(オープンムーブ)です。

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骨伝導イヤホンのOPENMOVE(オープンムーブ)を選んだ理由

ぼくが骨伝導イヤホンを購入した理由は冒頭にお話しした通り、骨伝導イヤホンに興味があったことが一番の理由ですが、耳を塞ぐ密閉性の高いカナル型イヤホンだとランニングやウォーキングをしている時に、クルマが近づいても気づきにくいことが多く、「安心して走りたいな」と感じていたことも大きいです。

骨伝導イヤホンを選ぶ際に条件として考えていた、次の4点をクリアしているエントリーモデルのOPENMOVE(オープンムーブ)にしました。

  • 10,000円以内→9,999円(楽天ポイント付与で実質7,800円)
  • マイクロUSB以外充電→USB-C充電
  • 防水性能→IP55なので少々の運動は問題ないと判断
  • 音質は期待しない→未知数
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OPENMOVE(オープンムーブ)をレビュー

アフターショックス オープンムーブ 外箱

アップル製品やシャオミなどの最新機器のようなオシャレな梱包はされていませんが、中身が見えているという安心感はありますね。

付属品

付属品はOPENMOVE本体とポーチ、USB-Cケーブルに耳栓、そして説明書一式です。

充電アダプタが付いていないなら、USB-Cケーブルも要らない気もしますが、貰えるものは貰っておきましょう。

耳を塞がない骨伝導イヤホンならではの付属品ですが、周りを気にせず集中したいときはJ-PRIDEの密閉型イヤホンを使用するので、これも特に必要はありません。

オープンムーブ Jpride 状況で使い分ける
TPOで2つのイヤホンを使い分ける

見た目と装着感

カッコイイとは言えないデザインですが、骨伝導という技術を搭載しているのに意外とスッキリしていると思いませんか?

後ろのバンドもデザインとしては微妙かもしれませんが、このバンドで本体を締め付けることにより、走ってもずれない装着性を実現しています。

重量も見た目からすると重そうに見えますが、バンドにチタンが採用されているためか、ほとんど気にならないくらい軽いです。

ただ、寝転んだりリラックスした状態で音楽を楽しみたい方にとって、このバンドはすごく邪魔な存在となってしまうと思います。

また、しっかりと耳に掛かっている必要があるため、メガネをかけている人は干渉してうまく骨伝導できない可能性があります。

もん
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実際に店頭で装着することをオススメします!

聞こえ方

心配していた聞こえ方ですが、音楽も動画の音声もかなりちゃんと聞こえます

肝心のランニングも、音楽が聞こえる上に周囲の音にも気づけるので、クルマが近づいてきたり、踏切前を走行する際も安全に注意を払うことができるのはかなり大きなポイントです。

骨伝導ならではの特徴になりますが、ぼくはランニングをする際はYouTubeで動画を再生しながらナイキのランニングアプリをバックグラウンドで利用しています。

この時、アプリ同士の音量に差異があると必要以上の音量で再生されてしまい、振動が強すぎてスゴくくすぐったい思いをします。

音質についてはさすがに良いとは言えないですが、ランニング中に音楽を楽しむ分には十分です。安くても音質の良いイヤホンは山ほど出てきていますので、そちらの購入をオススメします。

音漏れ

正直に言います。

ペアリングする機器にもよりますが、ぼくが使っているPixel6だと図書館などの静かなところでは、半分くらいの音量にすると隣の人に聞こえるくらいの音漏れをします。

電車の中でも大音量で音楽を聴いていると、おそらく白い目で見られるレベルになるのではないでしょうか?

ぼくの場合、音量MAXにすると、くすぐったくて音楽を聴いている場合じゃありませんでしたが・・・。

機器名称

参照:OPENMOVE商品ページ

OPENMOVE(オープンムーブ)に搭載されているボタンはマルチファンクションキー(Aボタン)、音量+/電源ボタン(Bボタン)、音量-ボタン(Cボタン)の3つです。

よく使用しそうな機能を簡単に紹介しておきます。

充電方法

充電口のキャップを開け、USB-Cを繋げば充電できます(別途充電アダプタは必要)。LEDインジケータが赤から青へ変わると充電完了です。

ペアリング方法

スマホなど、接続機器とOPENMOVEのペアリング方法を紹介します。

  1. イヤホンの電源を切った状態で音量+/電源ボタン(Bボタン)を押し続ける
  2. イヤホンのLEDインジケータが青⇔赤で点滅を始め、「ペアリングモードです」とガイダンスが流れる
  3. スマホなど接続機器のBluetoothメニューから「OpenMove by AfterShokz」を選択
  4. イヤホンのLEDインジケータが青になれば接続成功

よく使う機能

マルチファンクションキー(Aボタン)、音量+/電源ボタン(Bボタン)、音量-ボタン(Cボタン)の3つがありますが、それぞれ割り振られている機能が異なります。

もん
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よく使う機能をピックアップしました。

音楽の再生/一時停止1回押す
次の曲にスキップ再生時に2回押す
前の曲にスキップ再生時に3回押す
電話に出る/切る1回押す
マルチファンクションキー(Aボタン)
電源オンBボタンを2秒長押し
電源オフBボタンを3秒長押し
ミュートBボタンとCボタンを同時に2秒長押し
バッテリー残量のチェック一時停止中、BボタンまたはCボタンを押す
音量調整再生中、Bボタンで+、Cボタンで-
音量+/電源ボタン(Bボタン)、音量-ボタン(Cボタン)

他にも、マルチペアリング機能や、工場出荷時の設定に戻すリセット機能もあるので、詳細はAfterShokz公式ユーザーガイドを参考にしてください。

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2つのデメリットと3つのメリット

OPENMOVEのデメリット2つとメリット3つを紹介します。

周りの音がちゃんと聞こえる

これは、ぼくが骨伝導イヤホンを買うに至った大きな理由の一つですが、やはり、ランニングやウォーキング、自転車など、外で運動する人にとって、大小問わず自動車などの危険は常に付きまといますよね。

ところが、実際にOPENMOVEを付けてランニングをすると、自動車はもちろん、自転車に気づくこともできました

近所の人とすれ違う時に、わざわざイヤホンを外さなくても挨拶できるようになったのも、地味にうれしいポイントでした。

耳に対して圧迫感がない

密閉型と呼ばれるインナーイヤーイヤホンは、耳にあっていないと圧迫感がスゴイですよね?

骨伝導イヤホンの多くはフック型で耳にかけるタイプのため、圧迫感から解放されることに大きなメリットを感じる人も多いのではないでしょうか?

耳にかけると言っても今はマスク社会なので、違和感なく移行できると思います。

運動中に付けている感覚はしない

室内でじっとしているときは、さすがに耳に何か乗っかっているなと感じますが、ランニングやウォーキング中に違和感を覚えることはほとんどありません。

29gという軽量な本体重量とバンドの優しい締め付け感によって、装着感の良さが実現できているのだと思います。

置き場に困る

アフターショックス オープンムーブ 置き場
棚の角にひっかけて置いている・・

これは、骨伝導という技術に必要なスペースの問題と、装着感を高めるバンドによるところが大きく、主流となっているワイヤレスイヤホンとは比べ物にならないくらい携帯性が悪く、置き場に困ります。

もん
もん

写真のように、棚の角に引っかけて置いているのが現状です。

常にバッグを持っていて、サッとしまえるような人は人はデメリットに感じないかもしれません。

ヘッドホンスタンドなどの購入も検討しています。

くすぐったいことがある

骨伝導は振動の強さで音を伝えます。

聞こえ方のところでもお話ししましたが、音量が大きいとスゴくくすぐったいです。

仮に、半分くらいの音量で音楽を聴き、ナイキのランニングアプリを使用すると、ナイキアプリの音量は1.5倍くらいの音量でガイダンスが流れるため、とてもくすぐったくなります。

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オススメしない人

オススメしない人は次のような方になるのではないでしょうか?

  • 周りの音をシャットアウトして音楽に集中したい人
  • 出かけるとき、バッグなどを持たない人
  • 寝転んだり、自由な体勢で音楽を楽しみたい人
  • 眼鏡の人
  • 音質を最重視する人
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オススメの人

最後になりましたが、AfterShokzのOPENMOVEがオススメの人はこんな人です。

  • ランニングなど、運動中に音楽を聴きたい人
  • 音楽を聴いていても、周囲の状況を把握したい人
  • はじめての骨伝導イヤホンに挑戦してみたい人

特に、周囲の状況を把握できるというのがポイントだと考えていて、いろんな事件が起こっている世のなかにあって、骨伝導イヤホンは危機管理力を底上げするアイテムになるといって過言ではないでしょう。

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まとめ:周囲の状況を把握しながら音楽を楽しむにはベスト

現状、最もオススメの骨伝導イヤホンはAfterShokzだと思います。なかでも、OPENMOVEはエントリーモデルとして十分な性能を持っていて10,000円を切るため手に取りやすいのではないでしょうか。

音質や携帯性などデメリットもありますが、音楽を楽しみつつ周囲の状況にも気を配りたいという方にとって、ベストな選択になるはずです。

縁起でもない話ですが、電車でのナイフ切り付け事件も起こっていますよね。そんなとき、耳を塞ぐカナル型イヤホンではなく、骨伝導イヤホンを使っていたら・・・?

もしかすると、いち早く危険に気づき、素早く安全な対応を取ることができるかもしれませんよね?

もん
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完全に余談ですが、子どもと「大切な人を守るために、何ができるか一緒に考えていこう」と話しをするようにしています。

さて、ぼくがOPENMOVEを買ったときは9,999円でしたが、12/2までならAmazonのブラックフライデーで6,999円で購入できます!

骨伝導イヤホンの購入を迷っている方はもちろん、OPENMOVEの購入を検討している方はこのチャンスを逃さないようにした方がいいですよ!

もん
もん

参考になればうれしいです。

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