2021年の10/20に発表され、10/28発売したGoogle謹製Pixel6/Pro。ぼくが購入したPixel6は発売日より2日も早い10/26に無事到着しました。
ぼくがPixel6を購入した理由と、実際に使って感じたPixel6の良い点と残念な点をレビューしていきたいと思います。

スペックの詳細等は他の記事を見てもらえば山ほど出てくるので、実際の使用感を中心にレビューしていきます。
Pixel6を購入した理由
なぜPixel6の購入に至ったのか??購入した理由の大部分は次の3つが占めています。
- デザインがメチャクチャ好き
- 前面の指紋認証搭載
- Google開発のチップTensor
1.デザインがメチャクチャ好き
12~13年前でしょうか。auを契約していて、infobar2というガラケーを使っていました。
当時、そのデザインに一目ぼれして購入したのですが、その時に近い感覚です。

まだそんな古いケータイ持ってるの・・・。
画像引用:GoogleStore
本当は↑のKinda Coralが欲しかったのですが、256GBがラインナップされていなかったので「どうせケースを付けたら同じ」と言い聞かせ、泣く泣くStomy Blackに。
2.前面の指紋認証搭載
Pixelシリーズは最近のiphoneとは違い指紋認証を搭載しているものが多いのですが、背面に指紋認証が搭載されているのは残念だと感じていました。
ぼくは机の上においたままロック解除することが多いので、一度スマホを持たなくてはならない背面指紋認証は選択肢から外していました。

Pixel6は前面(画面内)指紋認証になっています。
心に刺さるデザインに加え、前面指紋認証というだけでほとんど購入は決まったようなものでした。
3.Google開発のチップTensor搭載
検索エンジンとして世界トップのシェアを誇るGoogle製スマホのPixel。さらにそのGoogleが開発したTensorというチップを搭載しています。

核となる部分は自己完結してしまいました。
正直、Snapdraon888やA12チップなどスペックの話はヘビーユーザーではないぼくにとって性能は二の次ですが、下町ロケットを彷彿とさせる、帝国重工と佃製作所の熱いバトルを見ているようなワクワク感が購入を決意させました。
開封から外観チェック
開封から外観の写真、それから実際使ってみて感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
段ボールに入っていたのは本体とポテトチップスとお手紙。
ネット上では「緩衝材にポテトチップス・・」「大量発注の在庫処分だ」などと話題になっていましたが、素直にうれしいサプライズでした。

普通に美味しかったですよ。
付属品は簡易説明書とSIMピン、USB-C to USB-Cケーブル、そしてUSB-A to USB-C変換コネクタです。
お手紙の中は、後述するGoogleストアで使えるストアクレジットのシリアルコードgoogleストアで使える15%オフクーポンなどです。

Stomy Blackはブラックというよりグレーです。
本体下部は濃いグレー・カメラ部はブラック・カメラ上部は薄いグレーといった感じです。
カメラ部はかなり出っ張っているので裸族には残念なポイントですが、ケースを付ければ気になりません。

ぼくが購入したCYRILLというブランドのスマホケースを↓の記事で紹介しています。
重さは205.3g。メーカー公表値が207gなので、約1%の誤差ですね。
Pixel6の残念なポイントは5つ。
- Webで見るより安っぽい色
- リフレッシュレート90Hz
- 顔認証がなく、指紋認証の反応速度がイマイチ
- 音質は悪くないが、全体的に小さい
- ラインナップが微妙
実物の色味は画像よりチープ

Web上の写真写りが良すぎたんでしょうか。。
安っぽくなりにくそうなブラックでさえ「チープだ」と思えるレベルだったのは残念です。
Pixel6Proの「Cloudy Whiteは上下の色の違いが分からない」といった投稿もあったので、届いてガッカリしたくない方は、ぜひ店頭で実物をよく確認してから購入するようにしましょう!
リフレッシュレートが90Hz
以前愛用していたAQUOS R2-Compactも、GALAXY A52 5Gも、リフレッシュレート120Hzを搭載していました。
何をするにもヌルヌルで、リフレッシュレート信者になっていたこともあり、Pixel6のリフレッシュレート90Hzは残念だと感じますが、90Hzになったからと言って、明らかにストレスが増えたかというとそこまでではなかったので一安心でした。
以前、一時的にiPhoneXs(60Hz)を使ったことがあるのですが、そのときは酔ってしまうのではないか?というくらいの残像で、60Hzの端末へは戻れないという確信はあります。
- 60Hz→120Hzは最高(感動レベル)
- 60Hz→90Hzも最高
- 120Hz→90Hzは普通
- 90Hz→120Hzも普通
- 90Hz→60Hzは最悪
- 120Hz→60Hzは最悪
顔認証がなく、指紋認証の反応速度がイマイチ
いくらマスク社会で指紋認証が必須といっても、家の中でまでマスクをしている人は少ないと思うので、顔認証を廃止したのはかなり残念なポイントですね。顔認証にこだわり続けるiPhone、指紋認証だけに舵を切ったPixelという構図ができてしまうのでしょうか。

個人的には顔認証・指紋認証どっちも欲しいです。
さらに、画面内の中央より若干下に配置された指紋認証は、画面がオフになっている状態では反応してくれないため、一旦画面をタップするなどして認証部を表示させなければなりません。
その上、反応→認証という流れで「プッ、プッ」という感じでワンクッションあるため、モタつきを感じずにはいられません。

「スッ」っと、反応・認証を一瞬でしてくれたらなぁ・・・。
音質は悪くないが、全体的に小さい
かなりクリアでこもるような感じはなく、YouTubeで動画を視聴したり、音楽を再生する分には十分な音質だと思いますが、全体的に小さいのが残念です。GALAXY A52 5GのMAX音量を100%とすると、Pixel6はMAXまで上げても80%といった印象です。
スピーカーに接続する方は問題ないですが、スマートフォンのみで動画や音楽を楽しみたい方は注意が必要です。
ラインナップが微妙
本当はPixel6のKinda Coralがほしかったのですが、256GBがラインナップされていなかったため仕方なくStomy Blackにしたという経緯があります。
128GB | 256GB | ||
Pixel6 | Stomy Black(ブラック) | ○ | ○ |
Kinda Coral(オレンジ) | ○ | ||
Sorta Seaform(ライトブルー) | ○ | ○ | |
Pixel6Pro (キャリアではソフトバンクのみ) | Stomy Black(ブラック) | ○ | ○ |
Sorta Sunny(ライトイエロー) | ○ | ||
Cloudy White(ホワイト) | ○ |
表にまとめてみましたが、特徴的なオシャレな色で256GBがあるのはPixel6のSorta Seaformだけですね。
Pixel6Proでも同様に、Cloudy WhiteやSorta Sunnyのオシャレなカラーは128GBしか選べないことも残念なポイントです。
特にPixel6Proはソフトバンク専売なので、ドコモ・au・楽天ユーザーはPixel6しか候補にあがらないのは残念ですよね。

格安SIM運用にすれば、Googleストアで販売されているSIMフリー版を使えるので選択肢が広がりますよ!
Pixel6の良い点は5つ。
- カメラ性能はやっぱり良い
- かなりサクサク動く
- PixelシリーズはUSB-C採用
- 画面内指紋認証
- 電池持ち・発熱は問題なさそう
カメラ性能はやっぱり良い。
Pixelのカメラは昔から定評がありました。今回のPixel6も多分に漏れず良いです。
センサーサイズが大きくなったことはもちろんですが、GoogleチップTensorの役割も大きいのでしょう。
左:Pixel6、右:GALAXY A52
GALAXYはかなりハッキリした色味の印象だったのですが、今回比べてみるとピクセル6の方がハッキリしていますね。

通常撮影はPixel6が好みです。
広角はPixel6が0.7倍、GALAXY A52が0.5倍まで撮影できるので、GALAXY A52の方が広範囲の撮影に向いています。

たまたまかもしれませんが、GALAXY A52のポートレートが良かったのは驚きです!
目玉として紹介されていた不要なヒト・モノを削除できる「消しゴムマジック」は正直微妙でした・・。
かなりサクサク動く
ネット上では、SnapDragon888より劣ると言われていますが、ヘビーユーザーでもない限り違いは判らないと思います。
それなりにSNSを眺めて、少しゲームをするくらいなら何も不満が出ないレベルの処理性能です。

ミドルハイ端末のGALAXY A52でも不満はありませんでしたが、Pixel6を使うとその差は歴然です!
PixelシリーズはUSB-C採用(当然)
当たり前ですが、時代はUSB-Cです。
それなのに最近発売されたiphoneは、これでもかというほどライトニングケーブルにこだわっていますね。

絶対、技術力がないわけではないはずが。。。
それでもUSB-Cを搭載しないiphoneを買おうと思いませんが、iphoneが嫌いなわけではなく、指紋認証とUSB-Cさえ搭載してくれれば、即買い替えたいくらい好きなスマホなんですよね。。
マテリアルユーが素敵な提案をしてくれる
これはPixel6の機能というよりAndroid12の機能になるんですが、設定した壁紙に応じて自動でアプリやテーマのカラーを変更してくれます。

たとえば次のようなテーマを設定してくれます。
アプリアイコンをテーマカラーに合わせてくれたり、
ウィジェットも配置する場所によってカラーを変更してくれます。
デフォルトでダウンロードされている画像はもちろん、
自分で撮影した画像の色味からテーマカラーを割り出して最適なカラー配置にしてくれます。
白や黒、グレーなどモノクロなカラー設定ができないのは残念ですが、明るく爽やかな色味に変更してくれるので、ぼくは素敵な機能だと感じています!
電池持ち・発熱は問題なさそう
電池持ちはかなりいい感じで、昼休憩時点で98%。たったの2%でどうやって耐えたの?と素直に感心します。
数日しか経っていないことに加えアクティブなアプリが少ないとはいえ、素晴らしいバッテリー性能と言えるのではないでしょうか。
休憩中にウェブを閲覧したり、設定をゴソゴソいじってもまだ93%もバッテリー残量があったのは素直に驚きます。
発熱もネット上では話題になっていましたが、初期設定のデータ移行時のみ「熱くなってるな」と思いましたが、それ以外で「熱い!」と思うような場面はありません。

個体差という言葉で済ませたくないので、どの端末も発熱しないことを願います。
Pixel6のレビューまとめ
Pixel6の128GBは74,800円、256GBは85,800円です。
GoogleのTensorチップはまだまだ未知数ですが、抜群のカメラと必要十二分の処理性能で74,800円なら十分なパフォーマンスを与えてくれるハイエンドスマホだと思います!
Pro版は約40,000円も高いのに、Pixel6との違いはリフレッシュレート120Hzと望遠カメラ、12GBのメモリくらいですから。。
2021年の11月7日までに購入すれば、Googleストアで使える11,000円分ストアクレジットがもらえます。
手数料無料の分割払いにすれば、さらに5,000円分のストアクレジットが追加されるので、最大で合計16,000円分のストアクレジットがもらえます!

74,800円-16,000円=実質58,800円で手に入るので、購入される方は絶対に急いだほうが良いですよ!
ぼくは迷わず分割にしたので、近日発売の無線充電スタンドか、GoogleNestの購入に充てたいと考えています。
純正のケースは高くて微妙そうなので、ケースについては安くて好きなものをAmazonで購入しましょう。
Pixel6を検討中の方の参考になればうれしいです。
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