いまでこそクラフトビールやワイン、ウィスキーにジン、焼酎まで、「お酒」と分類される飲み物なら何でも好きになっているぼくですが、この焼酎に出会うまで、焼酎にだけは苦手意識がありました。
20歳になりたての頃、上司に無理やり黒〇島を何杯も飲まされたのが原因です。

いま思うと、黒〇島に罪はないですが・・・!
今回は、ほとんど閉じかけていた芋焼酎への扉をそっと開いてくれた、京屋酒造さんの甕雫(かめしずく)を紹介します!
- アルコール度数が20度と焼酎の中では低め
- 芋焼酎特有の芋臭さが少ない
- ヒシャクがついているので風情がある
「おいしい焼酎ってどれ?」という焼酎初心者の方から「焼酎好きな人にプレゼントしたい」という方にピッタリの記事になっています!

甕雫を製造・販売している京屋酒造とは?
参照:京屋酒造HP
甕雫を販売しているのは宮崎県で酒蔵を営む京屋酒造さんです。
創業は1834年といわれ、原料である甘藷(さつまいも)やお米・水にこだわり、伝統を重んじながらも新しい味を生み出しています。
主力商品は焼酎ですが、クラフトジンや、リキュールなどラインナップは豊富です。
甕雫(かめしずく)はどんな焼酎?


甕雫のスペックを見ていきましょう!
種別 | 芋焼酎 |
原材料 | 甘藷(宮崎紅芋) 米麹(国産うるち米) |
麹タイプ | 米・白麹 |
貯蔵年数 | 1年未満 |
容量 | 900ml・1800ml |
度数 | アルコール20度 |
飲み方 | オンザロック チルドストレート |
ここで注目してほしいのは、アルコール度数です。
ほとんどの焼酎が25度と高いアルコール度数なのに対して、甕雫は20度とやや低めとなっていて、香りをかいだ時や口に含んだ瞬間に感じるアルコールが穏やかなため、オススメの飲み方に「オンザロック」「チルドストレート」と書かれているんですね。
また甕雫の大きな特徴として、名前の通り「甕(かめ)」に入っていて、柄杓(ひしゃく)が付いてきます。


このヒシャクを使ってグラスに注ぐのが風情があって良いんです。
甕雫(かめしずく)唯一のデメリットは高い
ぼくが焼酎初心者にオススメする甕雫ですが、唯一といって良いデメリットを先にお伝えしておきます。
それはズバリ高いことです。
甕雫(かめしずく)は、900㎖で3000円程度で販売されているため黒霧島の約3倍という計算になりす。
ぼくが最もコスパがいいと思う櫻泉(さくらいずみ)と比べても約3倍ですね。
焼酎初心者に甕雫(かめしずく)をオススメする3つの理由!
ぼくが焼酎初心者に甕雫をオススメする3つの理由について詳しくお話していきます!
- アルコール度数が20度と焼酎の中では低め
- 芋焼酎特有の芋臭さが少ない
- ヒシャクがついているので風情がある
アルコール度数が20度と低め
一般的な焼酎のアルコール度数は25度のものが多いですが、甕雫(かめしずく)はアルコール度数20度のため、香りを嗅ぐときや、口に含んだときに来る焼酎特有の「ガツンッ」が少ないため飲みやすいです。
芋焼酎特有のイモ芋臭さが少ない
焼酎を飲む方の中には「芋焼酎はクサいから米か麦しか飲まない」という方も多いのではないでしょうか?

ぼくも芋焼酎より米焼酎の方が飲みやすいイメージがありました。
実際に20歳のぼくにとって黒〇島はクサかったですし。。。
しかし、この甕雫(かめしずく)は芋焼酎特有の香りは穏やかで、エグみも少なくスッキリしています。
柄杓で注ぐ焼酎は別格の風情がある


ヒシャクで注ぐ!?
ぼくの中で、苦手だった芋焼酎を飲んでみようと決めた理由はこれでした(笑)
甕雫(かめしずく)というだけあって、甕(かめ)に入っているうえに付属の柄杓(ひしゃく)で注ぐことに驚きました。

仕事が終わってプシュッと開ける缶ビールは最高ですが、しっぽりと柄杓(ひしゃく)で注ぐ芋焼酎も風情がありますよ。
まとめ:甕雫は高い!でも焼酎初心者やプレゼントに最適!
デメリットは約3000円することと書きましたが、ぼくはオンザロックで飲むときは約90㎖注ぐため、約10杯飲める=1杯300円です。
1つの商品として考えるとたしかに高い買い物かもしれませんが、1本500円以上するようなクラフトビール全盛のいま、1杯300円は決して高くないと思います。
甕雫はクセがなく穏やかで飲みやすい。なにより、柄杓で注ぐ自分を想像するだけで素敵だと思いませんか?
何を飲めばいいかわからない焼酎初心者はもちろん、焼酎好きな大切な人へのプレゼントにピッタリな甕雫、ぜひ一度試してみてください!

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