コーヒーのサブスク(定期購入)というものを目にする機会が増えてきていますね。
ぼくも最近、ポストコーヒーのサブスクを始めてみたのですが、そこまで気にせず契約していたこともあり、「他のコーヒーサブスクってどんなものがあるんだろう?」と気になったので調べてみることにしました!

次のようなポイントに焦点をあてて紹介していくので、最後まで見ていただけると嬉しいです!
- どのコーヒーサブスクが一番安いの?
- サブスク(定期購入)って簡単に解約できる?
- 新しいコーヒー豆と出会えるのはどれ?
- コーヒー初心者でも楽しめるコーヒーサブスクは?
コーヒーのサブスクリプションって?
サブスクリプション(サブスク)という言葉は、ここ数年でよく耳にするようになっているのではないでしょうか?
SpotifyやYouTubeプレミアムなどで有名ですが、いまではExcelやWordのMicrosoft officeもサブスクを導入していますね。
横文字にするので難しく感じていましたが、日本語で言うと定期購入そのものなんです。

毎月定額で、決まった量のコーヒー豆が送られてくる仕組みをコーヒーのサブスクと呼ばれています。
どんなサブスク(定期購入)があるの?
コーヒー好きな方の中には、ポストコーヒーというコーヒーサブスクが気になっている方も多いと思います。

ぼくもその一人で、2021年の12月からポストコーヒーのコーヒーサブスクを始めています!
始めてから気づいたのですが、他にもたくさんコーヒーのサブスクがあったんです・・・。
- Nif Coffee
- COFFEE DE SAISON
- PostCoffee
- きゃろっと
- ものがたり珈琲
- TAILORED CAFE
- croaster
以前購入したことのある中川珈琲さんでも「定期購入も承ります」というお知らせが届いていたので、お気に入りのコーヒーショップがあれば、そのお店に確認してみると対応してもらえるかもしれないですね!

ぼくがこれまで購入・お取り寄せしたコーヒーは↓の記事で紹介しています。
今回は、コーヒーサブスクをメインで扱っているところのみ紹介していきますね!
コーヒーサブスクのできる7社を徹底比較
コーヒーサブスクの可能な会社7社について、次の9項目を表にまとめました。
- 会社の特長
- 取り扱っているコーヒー豆の種類
- 届くコーヒー豆の状態
- 初回の料金
- 2回目以降の料金
- コースのスキップや変更可否
- 最低契約期間と解約の方法
- 最低利用料金
- 飲食可能な実店舗の有無

メリットと思う項目は赤字、強みだと感じた項目は黄色マーカーにしています!
Nif Coffee | COFFEE DE SAISON | PostCoffe | 珈琲きゃろっと | ものがたり珈琲 | TAILORED CAFE | croaster | |
特長 | 堀口珈琲出身の二人 YouTubeチャンネルあり | 毎月異なるブレンドのコーヒー | コーヒーサブスクのパイオニア 日本のトップロースターのコーヒーが飲める 毎月届いたコーヒーを評価することで 好みのコーヒーにカスタマイズされてくる コーヒーのトレンドがわかるMagazine | 付録が豊富 (過去記事参照) | 短編小説とともにコーヒーを楽しめる コーヒーの説明がすでに詩 ブレンドの監修はトップバリスタの粕谷哲さん コーヒーを楽しむためのブログあり | 無料診断から始められる 世界各国12種類のスペシャルティコーヒー 日本に1台の焙煎機 | 送料込みで400円のお試しパックもあり |
コーヒーの種類 | ふつう(シティロースト) ふかいり(フレンチロースト) | 季節のブレンド | 20か国150種類以上のラインナップ 300,000通り | グアテマラ(中深煎り) コスタリカ(中煎り) | 月のテーマに合わせたオリジナルブレンド | コーヒーの診断結果に基づいたスペシャルティコーヒー | 出荷時の最適な組み合わせ |
豆の状態 | 豆・粉 | 粉 | 豆・粉 | 豆・粉 | 豆・粉・コーヒーバッグ | 豆・粉・コーヒーバッグ | 豆・粉 |
初回料金 ()内は1杯あたりの単価 | 200g/1609円(80.5円) | 200g/1000円(50円) 400g/1500円(37.5円) | 500円お得になるクーポン (友達紹介コード)利用で 135g/1098円(81.3円) 225g/1962円(87.2円) | 400g/2138円(53.5円) | 短編小説2種類(紙・電子書籍・朗読音源) 豆・粉:150g/2255円(150.3円) コーヒーバッグ:8個/2255円(281.9円) | 豆・粉:300g/2805円(93.5円) コーヒーバッグ:15個/2400円(160円) | 300g/1530円(51円) 600g/2700円(45円) |
2回目以降 | 1609円(49.9円)~ ※ただし5袋未満は別途送料が必要 | 200g/2480円(124円) 400g/4700円(117.5円) | 135g/1598円(118.4円)※45g×3種類 225g/2462円(109.4円)※75g×3種類 | 400g/3974円(99.4円) | 豆・粉:150g/2255円(150.3円) コーヒーバッグ:8個/2255円(281.9円) | 豆・粉:300g/2805円(93.5円) コーヒーバッグ:15個/2400円(160円) | 300g/1530円(51円) 600g/2700円(45円) |
コース変更等 | マイページから変更可能 | 不可 | 専用ページで変更可能 | マイページから変更可能 | スキップは不可能 (スキップの際は一度解約の必要あり) | 定期便お届け頻度・珈琲豆の変更可能 | スキップ・休止可能 |
契約期間と 解約の方法 | 3か月目以降 メールまたは問合せフォームから | 3か月目以降 TELで解約 | 最低利用期間なし LINEでの解約 | 3か月目以降 電話またはメール | 最低利用期限なし 初月のみマイページからの解約は不可能 | 最低利用期間なし マイページから解約可能 | 最低利用期間なし マイページから解約可能 |
最低利用料金 | 4167円~ (949円+660円+949円+949円+660円) | 月1個コース5960円 (1000円+2480円+2480円) 月2個コース10900円 (1500円+4700円+4700円) | クーポン利用で1098円~ | 2138円 10086円~ (2138円+3974円+3974円) | 2255円~ | 2400円~ | 1700円~ |
実店舗の有無 | コーヒー豆の自動販売機 テイクアウト可 | なし | なし | あり | 焙煎はITOKU COFFEE | TAILORED CAFE | なし |
公式サイト | Nif Coffee | COFFEE DE SAISON | PostCoffee | 珈琲きゃろっと | ものがたり珈琲 | TAILORED CAFE | croaster |

良いと感じた点・良くないと感じた点について少し詳しくお話していきます。
Nif Coffeeのコーヒーサブスクの特徴は?

超大手の堀口珈琲で働かれていた2人が立ち上げたコーヒー店ということもあり、抜群の安心感がありますね。
YouTubeチャンネルも開設されていて、コーヒーの淹れ方など分かりやすく紹介してくれているのも嬉しいポイントです。
ただ、最低契約期間が3か月以上となっているため、1袋だけ購入した場合でも、4167円の料金が必要になってきます。
1か月目949円+660円、2か月目949円、3か月目949円+660円※2か月目のみ送料無料
また、毎月660円(離島等別料金のかかる場合も)の送料がかかります。送料を無料にするには5袋以上購入する必要があるため、少量のコーヒー豆でいいという方にはデメリットになりそうです。
- 堀口珈琲出身の2人が立ち上げた安心感
- YouTubeチャンネルでコーヒーについて紹介
- 最低契約期間は3か月以上のため、4317円は料金がかかってしまう
- 5袋以上購入しないと無料にならない送料(少量消費の方にとってはデメリット)
- 焙煎度は「ふつう」「ふかいり」のみ
COFFEE DE SAISONのコーヒーサブスクの特徴は?

coffee de saisonのコーヒーサブスクは、12か月の月ごとにイメージしたブレンドのコーヒー豆を届けてくれます。
届いたコーヒーを色々試してみて、気に入ったブレンドが見つかれば単品の購入も可能です。
ぼくが残念だと感じた点は、コーヒー豆の状態が「粉」しか選べない点です。
過去にも記事で書いた通り、絶対にコーヒーは豆で買ってコーヒーミルを使って挽きたてのコーヒーを楽しんでもらいたいからです。
また、coffee de saisonも最低利用期間が3か月となっているため、最低でも5960円の料金が発生する点も購入のハードルが上がってしまうのではないでしょうか?
- 季節を感じる12種類のブレンド
- 気に入ったコーヒー豆は単品購入も可能
- コーヒー豆の状態が粉しか選べない
- 最低契約期間が3か月のため、5960円の料金がかかる
PostCoffeeのコーヒーサブスクの特徴は?


ぼくがサブスク契約しているコーヒーショップです!
PostCoffeeは、コーヒーサブスクの先駆けと言っても過言ではないでしょうか?
ぼくもかなり前から気にはなっていたものの、なかなか契約に踏み切ることができませんでしたが、海外のロースター(焙煎所)のコーヒー豆も飲めるチャンスがあることを知って契約してみることにしました。




PostCoffeeの最大の特徴は、20か国・150種類以上300,000通りのコーヒーが届くところですね!
最初の登録時に「コーヒー診断」を行い、気分や好みを気軽に選ぶだけであなたに合うコーヒーが3種類(45gまたは75g×3種類)届けられます。
届いたコーヒーに対して「好き・普通・苦手」を選んでいくことで、どんどんあなた好みのコーヒーが届くようになっていくんです。
なかでも「冒険度」という項目が面白いと感じていて、ぼくは「チャレンジ」にしているため、とんでもなく苦手なコーヒーが届いてしまうのも楽しめるポイントの一つになっています。

「深煎り好き」になってるのに、メチャクチャ酸っぱいコーヒーには驚きました(笑)
後悔したくない方は手堅くいく方がいいかもしれないですね。
次の良い点は、解約に必要な期間が設けられていないことに加え、解約やコースの変更はマイページから簡単に行えることです。
友達紹介クーポンを利用することで、最低利用料金が1098円になるため「ちょっと試してみたい」という方にはハードルが低く感じられるのではないでしょうか?
PostCoffeeにはオススメのコーヒーグッズや、トレンドなレシピを掲載しているMagazineもあるので、読んでいるうちにいろんなコーヒーの知識が身についてきますよ!
良くない点をあげるとすれば、1種類あたり45g・75gというコーヒー豆の量が中途半端に感じます。
ぼくは基本的に1杯だと10g、2杯だと18gのコーヒー豆を使用するので、約5杯しか飲めない計算になるんです。
ベストな抽出方法が見つからないままコーヒー豆が無くなってしまう・・・ということも考えられます。
ただし単品販売もあるので、気になったコーヒーは購入してみてもいいかもしれないですね。。
- 20か国・150種類以上300,000通りの組み合わせ
- 最低契約期間がなく、1098円~利用できる
- コーヒーのトレンドがわかるMagazine
- コーヒー豆の量が45g・75gと十分ではない
まだ2回しか届いていませんが、チャレンジ度を「冒険」にしているので、好き嫌いがハッキリ分かれるコーヒーが届いています(笑)

それもまた楽しいんですよね!
珈琲きゃろっとのコーヒー定期購入(くるべさ便)の特徴は?


珈琲きゃろっとは以前お取り寄せしたことがあり、記事でも紹介しています。
きゃろっと式と呼ばれるコーヒーの淹れ方などが書かれた冊子が付いてきて、コーヒー初心者だったぼくにとって、知識の向上に大いに役立ちました。
解約してからもメルマガが頻繁に送られてきて、コーヒーについて知識を深めることができています。
当時は最低契約期間はなく、コーヒー豆も3種類セットになっていたのですが、2022/03/31時点では最低利用期間が3か月となっていて、コーヒー豆も2種類セットになっているみたいです。
コーヒー豆の量は少なくなっていますが、コーヒー豆自体の品質は変わっていないと思います。
- コーヒー初心者にはありがたい冊子が付いてくる
- マイページからコーヒー豆や配達頻度の変更が可能
- 最低利用期間が3か月のため、10086円の利用料金が必要
ものがたり珈琲のコーヒーサブスクの特徴は?


コーヒーと読書。最高の組み合わせがサブスクできるとは・・・。
休日はのんびりコーヒーを飲みながら読書する方も多いと思いますが、コーヒーにピッタリのものがたりって、自分ではなかなか見つけられませんよね?
ものがたり珈琲では、毎月2種類の短編小説と、ものがたりに合ったコーヒーを届けてくれますが、関わっているメンバーがすごいです。
- ブレンド監修:粕谷哲(アジア人初「WORLD BREWERS CUP」世界チャンピオン)
- 焙煎所:ITOKU COFFEE(1994年創業/静岡県・伊東市のコーヒーロースター)
- 小説/テーマ監修:小山将平(東京・蔵前「自由丁」などを手掛ける)
- ブログ:Yuma Kurita(ブログ「ORIFFEE」運営)
どの部分も一切手を抜いていないのが分かりますね!
コーヒー豆の状態は豆・粉だけでなく、お湯を注ぐだけで手軽にコーヒーを楽しめるコーヒーバッグも選べるようになっているのも珍しいのではないでしょうか?
また、最低利用期間がないため、2255円~気軽に購入することができます。
※配達のスキップはできないため、スキップしたい場合は一度解約して再度契約する必要があるようです。
単品購入(2775円)もできるので、気になる月だけ単品購入するというのもイイかもしれないですね!
こだわりのコーヒーと短編小説が楽しめますが、1杯あたりのコーヒー単価が150.3円と決して安いと言えないのが残念なポイントでしょうか。
- こだわりのコーヒーと短編小説が楽しめる
- 最低契約期間はなく、単品購入で試すことができる
- コーヒー1杯あたりの単価としては150.3円と高め(短編小説分が含まれるため)
TAILORED CAFEのコーヒーサブスクの特徴は?

TAILORED CAFEのコーヒーサブスクは、コーヒー診断があるのが特徴です。
コーヒー診断というとPostCoffeeと似ているように感じる方も居るかもしれませんが、イメージだけでアンケートに答えていくPostCoffeeと違い、TAILORED CAFEは最初のコーヒーが届く前に診断用のコーヒーを飲んでみて、その結果をもとにあなたに合うコーヒー豆がセレクトされるんです。

PostCoffeeは抽象的な好みの診断、TAILORED CAFEは具体的な好みの診断というイメージですね!
最低契約期間もなく、コーヒー豆の変更やお届け頻度の変更もマイページから行えるので、気軽に購入できるサブスクリプションではないでしょうか?
ものがたり珈琲と同様にコーヒーバッグを選べるのも、テレワークをされている方などには助かりますよね!
残念な点は、コーヒー1杯あたりの単価が豆・粉で93.5円、コーヒーバッグで160円と少し割高かな?と感じざるを得ない点です。

もちろん、缶コーヒーより安くて質の良いコーヒーなんですが・・・。
- 事前に試飲することで自分の好みがわかるコーヒー診断
- コーヒーバッグも選べるので、忙しい朝やテレワークにも最適
- コーヒー1杯あたりの単価は93.5円とやや高め(コーヒーバッグは160円)
croasterのコーヒーサブスクの特徴は?

croasterはコーヒー1杯あたりの単価が約50円と、今回比較した7社のなかでもトップクラスに安いのですが、最低利用期間がないことも最大の特長だと思います。

価格だけでいうと、COFFEE DE SAISONの37.5円が最安ですが、3か月の最低利用期間が設定されています。
お届けスキップや休止、解約もマイページから行える手軽さに加えて、送料込み400円で3種類のスペシャルティコーヒーがセットになったお試しパックもあるので、とてもハードルが低く設定されていますよね。
安さはとても魅力的なんですが、コーヒー診断や好みのコーヒーを指定できるシステムではないようなので、苦手なコーヒーが届いた場合は少し苦痛かもしれません。
- コーヒーサブスク7社のうちトップクラスの安さ
- 最低利用期間がなく、休止や解約もマイページから行える
- コーヒー診断やコーヒーの好みを希望することができない
コーヒーサブスクがある7社の比較まとめ
気になるコーヒーショップは見つかったでしょうか?
最後にもう一度、特徴別にまとめたいと思います。
最低利用期間のないコーヒーサブスク
- PostCoffee(LINEから解約)
- ものがたり珈琲(マイページから解約※初月は不可)
- TAILORED CAFE(マイページから解約可能)
- croaster(マイページから解約可能)
コーヒー初心者にもやさしいコーヒーサブスク
- ニフコーヒー(YouTubeチャンネル)
- 珈琲きゃろっと(コーヒー冊子「珈琲道」・メルマガ)
- ものがたり珈琲(Yuma Kuritaさん運営ブログ「ORIFFEE」)
- PostCoffee(Magazine)

良かった!悪かった!というお話も聞かせてください!
あなたにピッタリなコーヒーサブスクが見つかると嬉しいです!
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