【ハリオ】セラミックコーヒーミルの挽き目がたった3分でワンランクアップする方法

ハリオ セラミックミル 改良 アイキャッチ
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コーヒー好きな方の多くが使っているであろうコーヒーミル。

手動から電動まで多くのコーヒーミルが発売されていますが、数あるコーヒーミルの中でも2000円ちょっとで購入できるハリオのセラミックコーヒーミルが有名です。

わたしもコーヒーのハンドドリップにハマってすぐハリオのセラミックミルを購入し、コーヒーを淹れるときは毎回豆を挽いています。

ハリオ セラミック ミル コーヒー

アマゾンでの評価も4.3と高評価で、評価件数も5788件(2021/01/21執筆時点)と、手挽きコーヒーミルの中ではダントツ1位のため多くの方が購入していることでしょう。

そんな高評価を得ているハリオのセラミックミルですが、ほとんどの方はそのまま使用しているのではないでしょうか?

「なんの話だ?」と思われるかもしれませんね^^;

もちろん、豆で買ったコーヒーをミルで挽くことで格段にコーヒーが美味しくなるのは間違いない事実なのですが、もうひと工夫加えることでワンランク上のコーヒーミルに生まれ変わるんです!

記事も3分ほどで読めますし、ミルのバージョンアップは3分もあればできるので、ぜひ最後まで読んでみてみてください♪

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コーヒーミルに求められるのは粒度の均一性

コーヒー豆を挽くとき、細挽き~中挽き~粗挽きと、粒度(コーヒー豆の大きさ)を変えると思います。

一般的に、粒度が揃っているほど安定したコーヒーの抽出ができると言われていて、コーヒー豆にお湯を浸透させて成分を抽出する際、コーヒー豆の粒度がバラバラだと味も安定しないということになるんですね。

わたしがハリオのコーヒーミルを使い始めて3か月が経とうとしたある日、ドリッパーに残ったコーヒー豆を見て思いました。

メチャクチャ大きいコーヒー豆があるな・・・」と。

ただでさえ難しいハンドドリップコーヒー。一つでも不安材料を排除して美味しいコーヒーを飲みたい!そう思って、「コーヒーミルを改良できないか」とミルの動きを観察してみることにしました。

コーヒー初心者でも安定したハンドドリップができるようになるポイントはこちらの記事で紹介しています!
コーヒー初心者必見!ハンドドリップを安定して淹れるポイント3選!

 

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セラミックコーヒーミルの改善ポイントを発見!

コーヒー豆を挽きながらミルの動きをよく観察してみると、ミル内部の動きにブレが生じていることに気づいたんです。

これは本体にセットしたミルの写真です。若干ですが、ミルが下に寄っていることで上側と左右のすき間が大きいのがわかると思います。

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

ミル上下左右のすき間に差がある→ミル自体がブレる→コーヒー豆の粒度に影響が出ていると推測しました。

↓ミルの側面。ここに加工を施すことで、上下左右のすき間をなくしていきます。

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

接着剤も考えましたが均一に施工する技術はありませんし、硬化に時間がかかるため却下。

誰でも簡単に施工できそうだったマスキングテープを使うことにしました。

約8mm幅のマスキングテープがあったので、グルグルと巻いていきます。8mm以上になるとくぼみに干渉してしまい、本体にセットできなくなりそうです…。

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

マスキングテープを巻く厚みは約1mmを狙います。

厚すぎるとセットできませんし、薄すぎるとブレは収まらないので、微調整を行ってください。

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

ハリオ コーヒーミル 改良 粒度 微粉

どうですか?上下左右のすき間が均一になっているのがわかりますか?

微調整を含めても、3分もあれば簡単にできました!

これだけでは効果があるのか分からないと思うので、コーヒーミル改良前後の粒度を比較していきますね♪

 

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コーヒーミル改良前後の粒度を比較

下の写真はそれぞれ、イタリアンロースト・ミディアムロースト、改良有り・改良無し、ノッチ8回戻し・ノッチ10回戻しで1gずつ挽いた写真になります。

コーヒーミル 粒度 比較

ハリオのコーヒーミルはノッチを最大に締めたところから、何回カチッカチッと戻したかで挽き具合を定めます。

※わたしはノッチ8回戻しを中細挽き、ノッチ10回戻しを中挽きとしています。

 

まずは中挽きの比較をしてみます。改良なしの右側に注目してもらいたいのですが、粒度の大きなコーヒー豆が複数見られます。

コーヒーミル 粒度 比較

 

次に中細挽きの比較をしていきます。やはり改良有りの左側の方が粒度はそろっています。

コーヒーミル 粒度 比較 

 

深煎りは柔らかく、浅煎りは硬いため、ミルを回しているときの引っかかりも強いですよね?そのため、浅煎り・中引きは特にコーヒー豆の粒度にバラつきが出やすいようです。

正直、ここまで差が出るとは思っていませんでしたが、マスキングテープを使ってミルを改良することでコーヒー豆の粒度のバラつきがかなりなくなりました。

先日、電動のナイスカットミルを所有している友人にコーヒーを淹れる機会があったのですが、「おれも1年以上ハリオのセラミックミルを使っていたけど、こんなにキレイに挽けたことはない!」と、わたしの手動ミルの挽き具合に驚いていましたよ♪

コーヒー豆の粒度が揃ったことで、明らかにコーヒーの雑味・渋みが出にくくなりましたし、改良前より膨らみ方やお湯の落ちるスピードが安定したように思います。

 

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ハリオ手動コーヒーミルのバージョンアップ注意点とまとめ

ハリオの手動セラミックミルのバージョンアップについて、注意点は2つです。

  1. ハリオのセラミックミル以外では対応できない可能性
  2. 頻繁に水洗いができなくなる

まず、今回紹介した方法はハリオの手動セラミックミルのため、他のメーカーのミルで対応できるとは限りません。

また、セラミックミルのメリットは「洗える」という点で、豆の種類を変えるたびに水洗いしていましたが、マスキングテープを使用したことで頻繁に水洗いすることができなくなりました

上記2つの注意点がありますが、粒度が揃ったことでワンランク上の美味しいコーヒーが淹れられるようになったことは、非常に大きなメリットだと思っています。

水洗いするときは、剥がしてまたマスキングテープを貼ればいいだけなので^^;

お持ちのミルを確認して、バージョンアップできそうであればぜひ試してみることをオススメします。

それでは、みなさんも楽しいコーヒーライフを満喫していきましょう!

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