コーヒーを淹れたあとのコーヒーカス。消臭効果や除湿効果が高いと聞き、捨てずに取っている人も多いのではないでしょうか?
我が家も、トイレと下駄箱の消臭用に使っています。
コーヒーカスが大量に溜まってきたある日。。。

父さん、ぼく藍染めがしてみたい!



調べてみると簡単にできそうだったのですが、初めてのコーヒー染めは、まさかの大失敗・・・。
ですが、かなり楽しく染物体験ができたので、結果としては成功だと思っています(^^)
コーヒー染めに必要な材料、作業手順、やってみて良かったことをお話していきます。
コーヒー染めに必要なもの
- 染めるもの(白地のTシャツやハンカチ、コースターなど)
- 大量のコーヒーカス(200g以上)
- 豆乳または牛乳と水(各250g)
- ミョウバンなければ塩(大さじ1)
- 割りばしや輪ゴムなど
1.染めるもの
ポリ系の素材でなければ、どんな生地でも大丈夫です。
コロナ禍でマスク不足の際、マスク作成のために買っていたサラシをコースターにして使用しました。
2.大量のコーヒーカス
コーヒーカスはかなり大量に使います。コーヒーカス200gで500㎖の染め液を作りましたが、500gで500㎖でもいいくらいです。
3.豆乳または牛乳
生地にコーヒーの色素が付きやすくするために必要で、本染めをする前の下準備に使用します。
豆乳(牛乳):水を1:1の割合で、生地がひたひたに浸かるくらい作ります。
4.ミョウバンなければ塩
色落ち防止に使いますが、ミョウバンがない場合は、塩で代用可能です。
5.割りばしや輪ゴム、ビー玉など
染め模様を付けるのに使用します。
割りばしで挟むと直線的な模様がついたり、輪ゴムやタコヒモで縛ると、絞り模様が付きます。
コーヒー染めの手順
- 下準備
- 本染め
- 色落ち防止
- 洗い~乾燥
1.下準備
最初に、コーヒーの色素が付きやすくするため、豆乳(牛乳)に浸します。
時間は30分~1時間しっかり浸けて、しっかり絞ったあと完全に乾くまで陰干しします。
つぎに、模様を付けたい場合は、割りばしやビー玉を使って出来上がりを想像しながら縛っていきます。


上段がコースター、下段がサラシの切れ端を下準備したものです。
2.本染め
水500㎖に対し、コーヒーカス200gをしっかりと煮出し、コーヒー液を作ります。
コーヒーカスは、キッチンペーパーなどを敷いたザルなどで取り除いてください。

コーヒー液が出来たら、準備しておいたコースターなどを投入します。
ゆらゆらとコーヒー液がしっかり浸透するようにして1時間ほど浸けておきます。
3.色落ち防止
1時間ほど経ったら、ミョウバン(塩)大さじ1を2の鍋に投入します。
このまま再度1時間ほど浸けておきましょう。
4.洗い~乾燥
鍋からコースターなどを取り出し、縛っていた輪ゴムなどを外して水洗いしていきます。
しっかり洗ったら、絞って乾燥させます。

これが・・・
こうなりました。

唯一、模様らしい模様が出ていたのは、この1枚だけでした^^;
【まとめ】コーヒー染め体験は、難しいけど楽しい!
我が家にとって、初めての染物体験でしたが、染物としては大失敗と言える出来でした。
模様を付けるための工夫や、染物ができる工程、開いてみるまでのワクワク、ドキドキ感を味わえたことは、とても充実したものだったように思います。

コーヒーカスを500gにしたり、ミョウバン使っていれば、もう少しキレイに出来ていたかもしれません
コーヒーカスが大量にあるコーヒー愛好家の方、コロナ禍でも子供と家で楽しめるコーヒー染め、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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